インフルエンザ予防接種の幼児への効果は?時期と回数は?副作用は?

疾病対策
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小さなお子さんがいらっしゃる親御さんは、
冬になるとインフルエンザにかからないか心配になると思います。

なので、予防接種(ワクチン接種)を考えられる方も多いと思いますが、
インフルエンザの予防接種を小さなお子さんに受けさせる場合、
いろいろな疑問を感じたり、心配なものですよね。

そこで今回は、
予防接種の幼児への効果や、接種時期、回数、そして副作用など
親がよく疑問に感じることについてお話したいと思います。

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インフルエンザ予防接種の幼児への効果は?

予防接種は小さな子どもには効果がないって聞いたことありませんか?
そのうわさの真相はどうなんでしょうか。

結論からいうと、まったく効果がないということはありませんが、
お子さんの年齢が低いほど効果も低くなります。

生後6ヶ月から予防接種は可能なんですが、
1歳未満の赤ちゃんにはほとんど効果がないと言われています。

そこから年齢とともに徐々に効果が高まっていき、
6歳くらいで20~30%程度となると言われています。

この数字を聞くと、低い!と感じる方が多いと思いますが、
もともとインフルエンザの予防接種は、
大人でも100%かからなくなるといったものではありません。
健康な大人でも効果は60%程度と言われています。

しかし、かかってしまった場合に重症化しにくいという効果は
しっかりと確認されています。

でもやっぱりこの確率を聞くと、
接種する意味がないと考える方もいらっしゃると思います。

この確率のことについて、
小児科の先生に話を聞いたのでご紹介しますね。

そのお話をしてくれたのは、
筆者が子供のころ(40年近く前)から診てもらっている、
とても人気のある小児科のおじいちゃん院長先生です。

その先生がおっしゃっていたのは、

「この確率の話を低いと感じる人は多いし、
予防接種を受けたのに感染したケースも実際にあります。
でも、予防接種を受けて重篤な症状になったお子さんを
私は見たことがありません。


実は私も息子が一歳のときにこの確率を初めて知って、
「確率メチャ低っ!ムダじゃん!」って思ったんですけども、
このおじいちゃん先生のお話を聴いて、
一歳から毎年必ず息子に予防接種を受けさせています。

そのおかげもあって、
学校で息子のクラスが学級閉鎖になったりした年もあったりしましたが、
11歳になった今まで一度もインフルエンザにはかかっていません。

予防接種を受けさせていてよかったと思っています。
皆さんそれぞれのお考えはあると思いますが、
一つの事例として参考にしてみてくださいね。

インフルエンザ予防接種を幼児が受ける時期と回数は?

まず接種回数についてですが、
13歳未満のお子さんは2回接種するのが望ましいと言われています。

なぜ2回受けるのか?1回ではダメなのか?
疑問に感じると思いますが、これは効果を高めるためです。
1回よりも2回の方が効果が増幅されるんですね。

そして、
1回目と2回目の接種間隔は2~4週間とされています。

けっこう幅がありますがお医者さんによってもいろいろで、
4週間あけた方が効果が高いという方もいれば、
2週間で問題ないとする方もいます。

この辺はなにが正解かよくわからないので、
うちでは4週間あけて受けさせています。

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4週間あけるといいという話はあっても、
4週間あけてはダメという意見は聞いたことがありませんので。

ちなみに大人はなぜ1回でいいのか?というと、
簡単に言えば基礎免疫力が子どもよりも高いからです。
成長過程で体が強くなるからってことですね。

話を子どもに戻します。
2回受けた方がいいのはわかった。
ではそれぞれいつ受ければいいのか?

これは逆算で考えます。
インフルエンザは例年12月中旬~3月に流行します。
そして予防接種の効果は、およそ5~6ヶ月と言われています。

そして、もう一つ考えなければならないのは、
ワクチンを接種してから体内で抗体ができるまでに、
2週間程度かかる
ということです。

以上を考えると、
1回目を11月上旬、2回目を11月下旬から12月上旬に
受けるのがいいということになります。

このようなタイミングで接種しておけば、
インフルエンザが猛威をふるう時期に免疫力の高い状態を維持できますので、
予防接種の効果が最大限に生きてくると思います。

■インフルエンザ予防接種単体で言えば上記のとおりですが、
 子どもって小さいうちは他にもいろいろな予防接種を受けますよね。
 他の予防接種との間隔も考える必要がありますから、
 実際に接種されるときはお医者さんとよく相談してくださいね。

インフルエンザ予防接種の幼児の副作用は?

副作用や副反応もとっても気になるポイントですよね。

インフルエンザ予防接種でのよくある副作用や副反応は、
注射した部分の腫れや痛みといったことです。

ですがこれはそんなにひどくはなりませんし、
たいてい2~3日で治まります。

それと、発熱、頭痛、関節痛など風邪のような症状がでる場合もあります。
しかし、これも2~3日で治まることがほとんどです。

まれに起こる重篤な副作用は、
アナフィラキシーと呼ばれるアレルギー症状です。
アナフィラキシーショックと言われるショック症状を起こすこともあり、
ひどい場合は命にかかわる場合もあります。

ただし、こちらのショック症状は1%に満たない非常にまれなケースで、
発症する場合はたいてい接種後30分以内に起こるようです。

念のため注意するならば、
接種後30分は病院内で様子をみてから帰るようにしましょう。

まとめ

簡単に今回の記事をまとめてみます。

インフルエンザの予防接種を幼児に受けさせる場合、
下記のポイントを覚えておいてください。

○年齢が低いほど効果も低くなるが、かかっても重篤な症状になりにくい。
○13歳未満は2回接種。間隔は2週間~4週間程度あける。
○1回目には11月上旬、2回目は12月上旬に接種するのがよい。
○副作用の多くは軽いものだが、ごくまれに重篤なものも起こり得る。

それと、接種をしないという選択をされる方は、
ご家族の方はご自分が感染して子どもにうつしてしまうことのないよう、
よく注意をしてあげてくださいね。

では、読んでいただいてありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てたらとっても嬉しいです^^

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あ、最後にもう一つだけ。
この記事の情報はあくまでも一般論です。
お子さん一人ひとり全員に当てはまることではありませんので、
実際に接種するときにはお医者さんとよく相談してくださいね。

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