年末で喪中はがきが間に合ない時は?寒中見舞い文例?控えることは?

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年末近くになって身内に不幸があった場合、
喪中ハガキを出すのももう間に合いませんよね。

そんなときどのように対応したらいいのでしょう。

悲しく辛い気持ちの中でも、
やるべきことをやらなくてはならないのは
大人の辛いところですね。

喪中はがきが間に合わない場合の対応や、
お正月に向けての過ごし方についてご紹介します。

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年末に不幸があって喪中はがきが間に合わない場合は?

年末に身内に不幸があった場合、
急いで喪中はがきを出すのかどうか迷うところですね。

しかしこのような場合は、
相手がもう年賀状を投函しているかもしれませんから、
気を使わせないように喪中はがきは送らない方がいいでしょう。

年末は何もお知らせを出さず、
喪中になったことは寒中見舞いを出して伝えるようにしましょう。

寒中見舞いを送る際には忌中と松の内を避け、
忌が明けてから1月7日以降に送るようにします。

※忌明け・・・神道では50日祭後、仏教では49日法要後
☆松の内・・・元旦から1月7日まで(1月15日までとする地域もある)

ご自分も年賀状の用意をしていた場合には、
郵便局に喪中になったことを伝えれば12月28日までは
無料で一般はがきなどに交換してくれます。

寒中見舞いは年賀はがきではなく
普通のはがきで出すものですから、
交換してもらって寒中見舞いを作成すれば無駄がないですね。

もしもう年賀状を投函してしまっている場合は、
できれば投函した年賀状を回収した方がいいでしょう。
郵便局で取り戻し請求をすれば探して配達を止めてくれます。

ただし状況によっては手数料がかかる場合があります。
無料の場合もありますが、1通570円かかる場合もありますので、
郵便局に問い合わせてみてください。

配達の差し止めができた場合も、
上記と同様に喪中はがきは出さないようにして、
喪中になったことは寒中見舞いでお伝えするようにします。

もし郵便局で投函した年賀状が見つからなかったり、
年賀状の投函数が多く手数料が高額になるなどの場合は、
差し止めをあきらめてそのまま配達してもらいましょう。

投函後に不幸があったわけですから、
一般的に考えて不可抗力として許容されることですので
問題はありません。

この場合にもあらためて寒中見舞いを出して、
喪中になったことをお知らせするのがいいでしょう。

寒中見舞いの文面については、
投函前の場合と差し止め出来た場合は同じですが、
差し止めできなかった場合は少し変わってきます。

文例は次項に書きますので参考にしてくださいね。

年末に不幸があった場合の寒中見舞いの文例は?

年末に不幸があり、
喪中はがきを出すのが間に合わなかった場合の
寒中見舞いの文例を紹介します。

1)寒中見舞いに喪中のお知らせを入れたもの

寒中お見舞い申し上げます
寒さはこれからが本番ですが皆様にはお変わりございませんか

年頭にはご丁寧な年賀状をお送り頂きましてありがとうございました
(年賀状をいただいた相手でなければ省略)

実は昨年十二月父が急逝いたしましたため
年始の挨拶は差し控えさせていただきました

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なにぶん急なことでありましたため
年を越してのお知らせとなってしまいましたご無礼をお許しください

寒さ厳しき折柄くれぐれもお体を大切にお過ごしください

平成○○年一月

2)年賀状を差し止め出来なかった場合のお詫びを加えたもの

寒中お見舞い申し上げます
本格的な寒さを迎える折皆様にはお障りございませんか

年頭にはご丁寧な年賀状をお送り頂きましてありがとうございました
(年賀状をいただいた相手でなければ省略)

実は昨年十二月に父が急逝いたしました
なにぶん急なことでありましたため
年始状を送らさせて戴きました非礼を深謝いたします

皆様には時節柄御自愛なされ
本年がよき年でありますようお祈り致しております

平成○○年一月

喪中や忌中の年末年始に控えるべきことは?

地域や各ご家庭や人それぞれで考えが違うことも多いですが、
しかしやはり世間一般で非常識と思われることのないような
行動をとりたいものですよね。

たいていのことは忌明け後であれば
喪中でもそんなにこだわって控えることはないようです。

喪中や忌中の年末年始にかかわる、
控えるべきといわれていることを紹介します。

○正月飾り

玄関飾りや門松、鏡餅などの正月飾りは、
喪中の間は飾らないのが一般的です。

特に外の目に触れる部分ですから、
非常識と思われないためにも飾らないようにしましょう。

○おせち料理

お祝いの料理ですが、
喪中でも忌明け後であれば食べていいとする意見が多いです。

しかし家内のことですので、
忌中でもそれほど厳密にやるご家庭は少ないようです。

縁起物の海老や紅白のかまぼこなどだけ避けて、
あとは普通の食事としていただくご家庭も多いです。

特に年末に不幸があった場合には、
すでに用意していたり注文していたりしますよね。

その場合には、
食べ物を捨ててしまうのもいけないことですから、
重箱ではなく普通のお皿に盛り付けて食べればいいようです。

ちなみに年越しそばはお祝いではありませんから、
食べても問題ありません。

○神棚のお札やしめ縄の交換

忌中は神棚に触れてはいけませんから、
お札やしめ縄なども交換できません。

忌明け後に交換するようにしましょう。

○お年玉

これも控えた方がいいという方もいますね。

しかし、相手が子どもであることもあり、
楽しみにしていますから、あげるご家庭も多いようです。

名目をお年玉ではなく「お小遣い」や「文具代」など
他の名目にしてあげればいいですね。

またこの機会に、
喪中のことなどについてお話ししてあげながら
渡してあげるといいかもしれませんね。

まとめ

喪中は故人を偲び、
いろいろな慶事などを慎んで過ごすものです。

しかし、
現在はそういったしきたりかなり少なくなりつつあり、
それぞれの考え方による部分が大きくなっています。

ですのでご自分の気持ちに逆らわないような、
そして周りから非常識と思われないような行動で
過ごせば特にしてはいけないということもないでしょう。

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この記事が参考になれば幸いです。

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