初節句にはお祝いをいただいたら、
まずはお礼状をだすものですが、
どんな内容を書けばいいのでしょうか。
またお返しの内祝いはどんなものがいいのか、
のしはどう書けばいいのかなど、
わからないことがたくさんありますよね。
初節句のお祝いのお返しの仕方について
ご紹介します。
初節句お祝いのお礼状の文例は?
初節句のお祝いをいただいたら
お祝いの席を設けてご招待するのが一般的ですが、
遠方で参加できない方などへは内祝いをお返しします。
その際は、
品物を送る前に先にお礼状を送るのがマナーです。
親族へのお礼状は堅苦しく考えずに、
お祝いをいただいたことへの感謝の気持ちが伝わるように、
素直にお礼を書くことが大切と思います。
仲人の方など目上の方へ書く場合は、
季語などを入れたある程度形式的な文章の方が
失礼がないでしょう。
気持ちを伝えるものですから、
印刷するのではなく手書きで書くのをオススメします。
例文1)
このたびは
心のこもったお祝いをいただきありがとうございました。
おかげさまで○○も風邪ひとつひかず元気に育っております。
この頃は表情も豊かになり、かわいい仕草もみせてくれます。
いただいたぬいぐるみは、
すっかり○○のお気に入りになりなかなか放しません。
新米のパパとママですが、
元気な子に育つように今後も子育てをがんばってまいります。
これからもご指導のほどよろしくお願いします。
皆様にもよろしくお伝えください。
まずはお礼まで
平成○年○月○日
○○○○・○○・○○(夫婦連名、子供の名前)
例文2)
拝啓 ○○の候、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
この度は○○の初節句に際し、
過分なお心遣いを頂きまして誠にありがとうございました。
おかげさまで○○も日々元気に成長し、
無事に初節句を祝うことができました。
健康な子に育つように、今後も
夫婦共々子育てに励んでまいります。
これからもご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
本日遅れ馳せながら感謝の気持ちといたしまして
ささやかな品を送らせて頂きました。
ご笑納頂ければ幸いと存じます。
末筆ながら、皆様のご多幸とご健康をお祈りしております。
敬具
平成○年○月○日
○○○○・○○・○○(夫婦連名、子供の名前)
初節句の内祝いのおすすめは?
内祝いは一般的に半返しが相場とされますが、
初節句の内祝いはいただいたものの金額によらず、
和菓子やお赤飯などをお返しするのが定番です。
しかし現在はそれにとらわれずに
ある程度自由に自分たちの感性で選ぶご家庭が
増えているようです。
より実用的になってのことだと思いますが、
好きな物を選んで個性が出せる半面、
逆に何にしたらいいか悩むケースも多くなりました。
世間一般ではどんなものを贈っているのか?
楽天のランキングを調べてみました。
いろいろなものがランクインしてるかと思ったら、
圧倒的にカタログギフトとお米が多いです。
10位まででカタログギフトが5つ、お米が5つと
この2種類で独占していました。
当然ですがお米は普通のものではなくギフト用のものです。
カタログギフトが多いのは、
やはり相手に自分で選んでもらうのが現代風という
ことなのでしょうね。
その他ではドレッシングセットや
お祝い用の紅白のそうめんやうどんが人気ですね。
また定番かもしれませんが、
赤ちゃんの写真や名前入りのものも人気があるようです。
名前入りのカタログギフトやお酒、
面白いものでは出生体重米といって、
赤ちゃんの出生体重の量のお米などもあります。
名前入りのものは祖父母などは喜んでくれると思いますが、
人によっては迷惑になってしまう場合もありそうです。
名前入りのお皿など残るものは避けて、
消耗品や食品などにした方がいいかもしれませんね。
上記のようなものを選ぶ方が多いようで、
金額的には2000円~20000円ほどの幅でした。
筆者としては
赤ちゃんの出生体重米がオススメです。
ただし伝統やしきたりを重んじる相手の方には、
いろいろと考えずに昔ながらの定番の和菓子などが
いいかもしれませんね。
初節句の内祝いののしは?
初節句の内祝いののしについてご紹介します。
・紅白蝶結びののし紙
・表書きは上段に「内祝」又は「節句内祝」
・下段に子供の下の名前(姓はなし)
これが一般的です。
デパートなどで購入するのであれば、
初節句の内祝いだと伝えればやってくれますので、
自分で書く必要はないでしょう。
また、のしには子供の名前を書きますが、
宅配便などで送る場合の差出人名は
親の名前で送るようにしましょう。
まとめ
初節句の内祝いは難しく考えず、
感謝の気持ちを伝えることが大切です。
相手も純粋にお祝いしてくれるものですから
「内祝いは半返し」にとらわれずに
あまり高価なものを選ばないで大丈夫ですよ。
赤ちゃんの写真や名前入りのものに関しては、
贈る側の自己満足にならないように
気をつけましょう。
この記事があなたのお役にたてば幸いです^^
コメント