恵方巻の正しい食べ方って知ってますか?
恵方巻は関西では昔ながらの文化だと思いますが、
全国的にはまだ20年も経っていないものです。
なので食べ方やいつ食べるものなのかなど
よくわからない方も多いと思います。
実は私もその一人なので、
恵方巻の食べ方に関して調べてみましたので
ご紹介しますね^^
恵方巻の食べ方の作法やルールは?
恵方巻の食べ方にはいろいろな説があります。
ご家庭ごとのローカルルールを含めれば、
それこそ星の数ほどあるのはないでしょうか。
ここで紹介するのもその数ある中のひとつとなりますが、
恵方巻発祥の地である大阪で多い食べ方のようですよ。
作法というものでもないようですが、
ルールはこの5つです。
○恵方(2016年は若干南寄りの南南東)を向いて食べる。
○無言で頭の中でお願いごとをしながら食べる。
○お祈りが終わるまでか又は一本食べ終わるまで食べ続ける。
○包丁で切らない。
○恵方巻を残してはいけない。
恵方とは年神様のいらっしゃる方向ですので、
年神様に向かい他言無用のお願いごとをしながら食べることで
幸運がもたらされるとされているんですね。
包丁で切らないのは、
「縁を切らないために包丁を入れない」ということのようです。
また何が何でも一本まるまる食べ終わるまで食べ続けるとする
説もありますがそこまでする必要はありません。
あくまでも願いごとが終わるまででよく、
その後は普通に自分のペースでいただいていいようです。
せっかく幸運を呼び込むために食べるのに、
無理しては逆に体によくないですからね^^;
この説が正規の作法であるとは言い切れませんが、
それは他の諸説あるもののどれも同じです。
どれが間違っているとかそういうことではなく、
信じて食べればどれもが正しいとも言えますよね。
またいろいろあるからこそ、
そういった話で盛り上がることもでき、
それもまた一興であるイベントとも言えますね^^
恵方巻はいつ食べるの?
2月3日の節分の晩御飯として食べるのが一般的のようです。
でもどうして節分に恵方巻なんでしょうか?
節分というよりは、
2月3日は立春の前日であることが関係しているようです。
立春は昔1年の始まりとされていたこともあり、
その前日である2月3日は大晦日であったわけです。
ですから、新年の幸運を呼び込むために
大晦日に恵方巻きを食べたからと言われています。
恵方巻の他のおかずは?
恵方巻を晩御飯に食べるといっても、
それだけでは寂しいですし栄養バランスも悪いですよね。
恵方巻の本場の関西では
他のおかずはどんなものを食べているのでしょうか。
ちょっと調べてみました。
基本的な献立としては、
恵方巻の他はお吸い物と茶碗蒸しにあと一品つけるご家庭が
多いようですね。
一品はイワシの塩焼きなどイワシを食べるという意見が
多かったです。
これは、関西では節分にイワシを食べて、
その骨をヒイラギの枝に刺して玄関の軒先に吊るすという風習が
あるからのようです。
鬼が生臭い臭いを嫌うとされているからで、
イワシの生臭さとヒイラギのトゲで鬼除けをするという
意味があるんですって。
また野菜不足を考慮して野菜をプラスするというご家庭も多く、
サラダやおひたし、具だくさんの味噌汁などで野菜を補うという
意見も多かったです。
その他ではお酒を飲まれるご家庭では、
煮物や天ぷら、焼き鳥なども人気のようです。
あとは寒い季節なので鍋やおでんのパターンもありました。
イワシは風習としてあるようですが、
それ以外は各ご家庭それぞれであまりこだわりなく
好みのものを恵方巻と一緒に食べているようですよ。
まとめ
恵方巻の食べ方はご参考になりましたでしょうか^^
恵方の方角が実際にどっちなのかは、
スマホのアプリなどで簡単に調べられるものもあります。
恵方巻のルールやおかずなどは、
さまざまな説がありますのでご自分の信じるやり方で
差し支えないでしょう。
信じる者は救われるじゃないですけど、
信じて食べることによって自分には幸運が呼び込まれたと
思い込んでしまうのがいいのではないでしょうか。
そうすればきっといろいろなことがラッキーに感じられ、
恵方巻のおかげだ!と思えると思いますよ^^
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