女の子は桃の節句、男の子は端午の節句、
赤ちゃんが無事に元気に初節句を迎えるのは、
このうえない幸せなことですよね。
ご両親もおじいちゃんおばあちゃんになって、
やっぱり孫はなによりかわいいといいますから、
たくさんお祝いをしてくれるのではないでしょうか^^
また他の親族の方や仲人の方や仲良しの友人など、
いろいろな方がお祝いをしてくれることもありますね。
そこで考えなければいけないのはやはりお返しです。
お祝いをいただいて、
もらいっぱなしというわけにはいきませんよね。
いくら身内や近しい間柄の方とはいえ
しっかりと常識を押さえて大人として対応したいものです。
初節句お祝いのお返しについてご紹介します。
初節句お祝いのお返しはするもの?
お祝いの品物やお祝い金などをいただいた場合、
お返しの品を用意するものなのでしょうか。
初節句のお祝いのお返しは品物ではなく、
お祝いをいただいた方をご招待して
お祝いの食事会の席を設けるのが一般的です。
その席で赤ちゃんのお披露目をしながら
伝統的なお祝いメニューを振る舞っておもてなしすることで、
お返しに替えるのです。
したがってその席にご出席いただいた方には、
別で何かお返しを贈る必要はありません。
もし何も品物を用意しないのは気になるという方は、
食事会の帰りに持って帰っていただくように
ちょっとしたおみやげを用意すればいいでしょう。
そういった場合のおみやげは、
和菓子や赤飯、紅白のかまぼこなどが人気のようです。
また遠方の方など食事会への出席ができない方や、
食事会の席を設けることができない場合などは
やはりお返しの「内祝い」のお品を送るようにしましょう。
その時期や相場は後述します。
初節句お祝いのお返し両親へは?
両家のご両親も食事会にお招きすることが
お返しになります。
お返しなど何も求めずに純粋にお祝いしてくれるので、
孫の元気な顔やご家族の幸せな姿を見せてあげることが
一番のお返しだと思います。
またいただいたお品などと一緒に
赤ちゃんの写真を撮ってプレゼントすれば、
手放しで喜んでくれるでしょうね。
私の実家の居間にはそんな孫たちの写真が
いっぱいです^^
初節句お祝いのお返しの時期や相場は?
遠方の方などで食事会に参加されなかった方や、
そういった席を設けられなかった場合には、
お返しの品「内祝い」を贈りましょう。
○内祝いを贈る時期
初節句から1~2週間の間にお返しするのが一般的です。
遅くても、女の子の桃の節句の場合は3月中に、
男の子の端午の節句の場合は5月中にお返しするのが
マナーです。
しかしいただいた当日にお返しするなど、
あまりに早すぎるのも逆にいただけません。
特に食事会のときにお祝いを持参した方に対し、
それを事前に見越してお返しを用意しておくと、
当然にお祝いをくれるものと思っていたと思われかねません。
事前に用意せずに後日送るようにするのが一般的です。
○内祝いの相場
注意が必要なのはあまり高価なものをお返ししようと、
いただいたものと同等かもしくはより以上のものを贈るのは、
「お祝いを突き返す」ことになるのでタブーです。
したがって「内祝い」の相場は「半返し」といわれ、
いただいたお品の3分の1から半額程度の金額のものを
お返しするのが一般的です。
初節句のお返しもその基準で差し支えないと思いますが、
他の内祝いよりは「もらい得」でいいとされている
ところがあります。
ですからいただいた金額にかかわらず、
和菓子やお赤飯などにお礼状を添えてお送りすることも
多いようです。
品物は現代風なアレンジで、
それぞれの節句にちなんだものであれば
ご自分の感性で選ばれてもいいと思います。
この辺は地域性やご家庭ごとの違いが大きいと思いますので、
ご両親など年配者の方にお知恵をお借りするのがいいと
思います。
また祖父母の方などへは菓子折りなどの品物に添えて、
赤ちゃんの晴れ姿の写真を送るのも定番ですね。
いわゆるプライスレスのお金に変えられないものですから、
やはりこういったものは喜ばれますよね^^
まとめ
初節句のお祝いは、
赤ちゃんが健やかに成長していることへの
純粋なお祝いです。
お祝いを贈る方の気持ちも、
お返しを求めているのではなく、
ただ純粋にお祝いの気持ちからしてくれるものです。
ですから、
そういったありがたい周囲の方のお気持ちに感謝し、
おもてなしをするのが一番のお返しです。
あまり固く形式的に考えずに、
赤ちゃんが元気に成長していることの喜びと、
お祝いの気持ちを大切にしてあげてくださいね^^
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