バーベキューに子供連れで行く時の準備について。
持ち物も食べ物も、大人だけで行く時と違った準備が必要ですね。
また大人はお酒を飲みながら話に花を咲かせていれば、それだけで延々と
過ごせるものですが、子供はお腹いっぱいになったらすぐに遊びたいもの。
そんな時のことも考えて遊び道具などの準備も必要です。
・バーベキューに子供連れで行く時の必需品、便利なもの、服装など
・バーベキューで子供に人気のある食べ物、食材、デザートなど
・バーベキューで子供が喜ぶ遊び
この記事ではこれらについてご紹介します。
バーベキューに子供連れで行く時の持ち物は?
子供連れでバーベキューに行く場合の持ち物について、
必需品やあると便利なもの、また子供の服装についてもご紹介します。
○必需品
・着替えは多めに用意
元気な子供を連れてのお出かけ時には、着替えが必需品ですね。
特にバーベキューは、子供の服が汚れるイベントランキングでかなり上位に
食い込みますから、着替えも1組では足りません。
食事でバチャベチャ、遊びでドロベチャ、汗でビチャビチャなど、とにかく
ハデに汚します。着替えたそばからすぐ汚すなんて当たり前。それに備えて
最低でも着替えは2枚~3枚は用意していきましょう。
・外傷薬
非日常のイベントで超ハイテンションな子供たちには、ちょっとしたケガは
つきものです。絆創膏、消毒薬、ガーゼ、脱脂綿、包帯、この程度のもので
いいので、必ず持って行きましょう。
お友達家族と一緒の場合などは特にテンションMAXで、誰がいつケガをして
泣き出すかわかりません。お友達のお子さんが転んだりした時に、サッと消毒
して絆創膏を貼ってあげれば、とっても感謝されますよ。
・虫よけスプレー、日焼け止め
アウトドアでは、虫よけと日焼け止めはマストアイテムでしょう。
虫よけは気休め程度かもしれませんが、何もしていないのとは全然違います。
また、昔は日焼けした子は健康、などと特に根拠もなく言われていましたが、
紫外線は有害です。子供は肌がデリケートですから、日焼け止めクリームを
必ず塗ってあげましょう。
・子供の保険証、お薬手帳
子供の具合が悪くなった時や、大きなケガやヤケドをしてしまった時などの、
万一のアクシデントに備え、病院受診のために用意しておきましょう。
事前に現地近くの病院のチェックも忘れずにしておき、備えは万全に。
何も起こらないのが一番ですが、万全に備えておくと案外何も起こらないもの。
油断している時に限ってアクシデントが起こるものですからね。
○あると便利なもの
・色付きサインペンなど
紙コップや紙皿、割り箸など、どれが誰のか分からなくなるのはよくあること。
そうならないように、子供たちには自分のコップやお皿に、ペンで名前や絵を
書かせておきましょう。
バーベキューは火起こしなどで食べ始めるまでけっこう時間がかかるもの。
待ちきれない子供たちが騒ぎ出さないように、いろいろな色のペンを用意して
食べる用意ができるまでお絵かきさせて間を持たせることもできます。
・深めのうつわ
ファミレスなどのお子様用のプラスチックのうつわがあるじゃないですか。
お子さんが小さい場合には、あれがあるといいんです。紙皿は柔らかいので、
上手に食べるのが難しくて、たくさんこぼしてしまうんですよね。
また、いつも使っているお気に入りのスプーンやフォークなどがあるならば、
それも持って行くといいですよ。うちの子が小さい時に持って行かなかったら、
さんざんグズって、バーベキューどころではなくなった苦い経験があります。
○子供の服装
子供の服装はとにかく汚してもいい格好で。また、長袖長ズボンを選んだ方が
ケガの予防になります。夏などの暑い日はさすがに難しいですが、できるだけ
7分丈などヒジやヒザが隠れるものにしてあげましょう。
女の子のヒラヒラしたスカートは、火にかかる危険があるのでやめましょう。
お母さんもアウトドアではしゃがむことが多いですから、女性は大人も子供も
スカートではなく、動きやすいパンツルックがいいですね。
靴ももちろん汚れること前提で選びましょう。
ヤケドやケガが怖いですから、サンダル系はNG。足全体を覆う運動靴は足を
守ってくれますし、元気よく遊べるのでベストです。
バーベキューで子供が喜ぶ食べ物は?
子供に人気のバーベキューメニューをいくつかご紹介します。
焼く時はもちろんですが、食べる時もアツアツになりますから、くれぐれも
お子さんのヤケドには注意してあげてくださいね。
○焼きそば(カレー風味がオススメ)
鉄板で子供に人気があるのは何といっても焼きそばです。
麺類って、不思議なほどだいたいの子供が大好きですよね。
我が家ではカレー粉をプラスしてカレー焼きそばにします。
普段野菜が苦手な息子には、嫌がらせのように野菜を具沢山にしますが、
大好きな焼きそばとカレーが合体していますので、モリモリ食べますよ。
作るのも簡単なので、子供も一緒に家族でワイワイ言いながら作ると、
いい思い出になること間違いなしです。
○じゃがバター、焼き芋
簡単で美味しくて、子供に大人気のメニューです。
ジャガイモ、サツマイモに、新聞紙とアルミホイルを用意します。
まず材料のイモを洗い、皮付きのまま濡らした新聞紙で包み、その上から
さらにアルミホイルで包み、炭火に放り込んで焼けるのを待つだけです。
濡れた新聞紙に包むと、中で蒸らされてホクホクに仕上がるんです。
新聞紙が燃えないようにアルミホイルで隙間なく包むのがポイント。
2~3回ひっくり返しながら30分~40分待って、握って柔らかくなって
いれば出来上がりです。熱いので当然ながら軍手は必須です。ジャガイモは
バターを載せて、お好みで醤油を少々。サツマイモはそのままが美味。
同じ要領で「焼きナス」もできます。ナスが爆発するので、上から下まで
縦に切れ込みを入れておくのを忘れずに。時間は20分程度でできます。
皮を剥いてポン酢か醤油で食べたら、想像以上に絶品ですよ。
○カートンホットドック
ホットドッグの材料と、アルミホイルと牛乳パックを用意します。
まずお好みの材料でホットドッグを作り、アルミホイルで包みます。
そしてそれを牛乳パックの中に入れて、そのまま牛乳パックに火を
点けてしまいます。
牛乳パックが全部燃えたらホカホカのホットドックが完成です。
作る過程も楽しめて、子供達はきっと大喜びですよ。
○棒巻きパンケーキ
昔ボーイスカウトでキャンプしている時に教わったものです。
材料はホットケーキミックス、後はチョコチップやレーズンをお好みで。
そして直径2~3cm程度の棒か又は竹を用意して下さい。
まずホットケーキミックスを混ぜ、棒か竹にくっつけていきます。
普通の粘度だと垂れてしまうので、ホットケーキを作る時より水を減らして、
固めの生地にします。お好みでチョコチップやレーズンを練り込むとグッド。
棒状にして巻いてもよし、全体的にベタッとつけてもよし。
適当に厚さ1cm~1.5cm程度でくっつけて焼いていきます。
あまり厚くすると外が焦げても中まで火が通らないので注意。
表面が焼けてきた感じになってきたら、少し回して別の部分を焼きます。
少しずつクルクル回して全体を焼き、全体的に焦げ目がついたら出来上がり。
割り箸に刺したウインナーを棒の代わりにすれば、ホットドッグ風のパンも
作れます。ウインナー好きのお子さんにはこちらもオススメです。
○焼きマシュマロ
デザートのイチオシはコレ!間違いない美味しさです。
マシュマロをそのまま食べるのがあまり好きではない子でも、焼いたものは
また別物。うちの子も生マシュマロは苦手ですが、焼いたものは全く逆で、
大好き中の大好きです。
マシュマロと串(長い方が熱くないのでオススメ)、お好みでクッキーや
チョコなどを用意してください。
マシュマロを串に刺して焼きます。プクッと膨れて焦げ目がつくと食べ頃。
ヤケドしないよう大人が見ててあげれば、子供も自分でやれるので喜びます。
焼き加減はお好みで調節してください。我が家では見た目焦げすぎたか?
くらい黒々と焼くのが人気。元々は目を離している隙に焦がしてしまった
のですが、それがまた外がカリカリ、中がトロトロでグッドだったのです。
クッキーに板チョコのかけらと一緒に挟むのも子供が大好きで、今や必ず
そうして食べます。こんなに美味しいのに、なぜ他の食べ方をするのか理解
しがたいのだとか。大人はコーヒーに入れるのが多いです。ココアでも美味。
注意点は見ていないとすぐ焦げ焦げになってしまうこと。直火だと燃えます。
熱いので、くれぐれもヤケドには注意して食べてくださいね。
バーベキューで子供が喜ぶ遊びは?
最初はバーベキューそのものを遊び同様に楽しんでいる子供達ですが、
お腹もいっぱいになってくるとやっぱり飽きてきて、他のことをしたくて
ウズウズしてきちゃうんですよね。
子供達は遊びを考える天才ですから、特に大人が考えなくても放っておけば
何かしらで遊び始めるものですが、好奇心旺盛で元気いっぱいの子供達に、
アウトドアで自由に遊ばせるのは危険がいっぱいです。
どんな危ないことを始めるか分かったものではないので、危険がないものを
大人が用意してあげて、大人の監督下で遊ばせるのがアクシデント予防には
大切なことです。
ということで、バーベキューの時に子供が喜ぶ遊びをご紹介します。
○玉入れ
玉は新聞紙を丸めて作り、的はボールやザルを使います。
ゴムボールなどがあっても、あえて新聞紙ボールで。
どこか遠くに飛んで行ってしまうことがなくて安心です。
ボールやザルを大人が持って、子供たちにそこ目がけて投げさせます。
高さは子供達に合わせて調整してください。
人数にもよりますが、チーム分けして対決すると楽しいです。
勝ったチームにはお菓子をあげるなどするとさらに盛り上がりますよ。
○自然アートワーク
紙皿や紙コップなどをキャンパスにしてのアートワークも楽しいですよ。
アウトドアならではの自然のものを材料に使って作品作りをしましょう。
のりや木工用ボンド、ハサミやカッターなどを事前に準備しておきます。
木の枝や、ドングリなどの木の実、葉っぱなど何でも材料になります。
子供達と一緒に材料集めから始めましょう。
子供達の想像力はすごいですから、意外な傑作ができることも。
○シャボン玉
子供にとってシャボン玉は不思議で楽しいもの。
100均に専用液が売られているので、いくつか買って持っていきましょう。
特に小さな子供がいる場合にオススメ。安全で安心な遊びです。
ただし、シャボン玉液の誤飲だけは注意してあげてください。
○ボール遊び、フリスビー、バドミントンなど
広い公園の中のバーベキュー場など、子供たちが安全に走り回れる広い
場所がある場所には、やっぱり体を動かすのが元気な子供には一番です。
ボール遊び、フリスビー、バドミントンなどが定番ですね。
ただし、そういった場所以外ではやめておいた方がいいです。
ボールやフリスビーがどこに飛んで行ってしまうかわからないので、
予想外の危険に繋がってしまう場合があるからです。
特に川や湖、海辺などの、水が近くにある場所では危険と思っておくのが
間違いないです。ボールなどを拾いに行って万一溺れでもしたら大変です。
○スイカ割り
スイカが手に入るなら、定番ですが鉄板に盛り上がります。
終わった後は、もちろんみんなでスイカをシャクシャク食べましょう。
みんな楽しく美味しく、定番になるのも頷けますよね。
まとめ
バーベキューを家族や仲間みんなでワイワイ楽しむ休日は、
何にも替えがたい特別な時間ですよね。
子供の頃のそういった楽しい思い出は、心にずっと残るものです。
子供達いい思い出になるようにしっかりと準備して、ケガや事故に
気をつけて、楽しいひと時を皆さん一緒にお過ごしくださいね。
コメント