バーベキューに赤ちゃんはいつ頃から連れていけるでしょう?
また連れて行くとしたら、必需品やあると便利な持ち物はどんなものか、
そして、どんな注意点や対策があるのかも知っておきたいところですね。
この記事では、
〇バーベキューに赤ちゃんはいつから連れていける?
〇バーベキューに赤ちゃんを連れていく時の持ち物は?
〇バーベキューに赤ちゃんを連れて行く時の注意点や対策は?
これらについてご紹介します。
バーベキューに赤ちゃんはいつから連れていける?
赤ちゃんはいつからバーベキューに連れていけるものでしょうか?
この疑問には、1歳から大丈夫とか、6ヶ月以下はダメといったような、
具体的なハッキリした答えはありません。
なぜかと言うと、赤ちゃんを連れていくうえでは、赤ちゃんの月齢よりも
連れて行く親の心構えや、準備、周りへの根回しが大事であるからです。
授乳中の赤ちゃんを普通に連れて行っている方も事実いますからね。
まだ産院から退院したばかりとか、一度も外出させたことがないとか、
その段階ではさすがに無茶ですが、普段普通に近所に外出していたり、
首が座ったりさえしていれば、後は親次第と言えるでしょう。
◎「暑さ」は大丈夫?
一番気になるのは気候、「暑さ」ではないでしょうか?
バーベキューは暑い季節にやることが多いですから、夏場の炎天下などは
赤ちゃんには過酷な状況ですよね。
しかし、それも準備次第です。今は日よけグッズ、体温を下げるグッズ、
送風グッズなど、いろいろなものがありますからね。
昔は何の便利グッズもない中、炎天下だろうがお日様の下で乳飲み子を
背負って農作業をしなければならなかった家も多かった訳じゃないですか。
そもそも家にだって冷房など存在しなかった訳ですし。
それと比べれば、現代ではアウトドアでももっと環境はよくできます。
だから心配し過ぎる必要はありません。
◎事故やケガが心配
事故やケガも気になるところですね。
ヨチヨチ歩きができるようになった子は特に怖いです。
まずは赤ちゃんから目を離さず、常に注意して見てあげること。
そして自分達が楽しむことより赤ちゃんを最優先に行動すること。
こうした親として当然の意識をしっかり持っていれば大丈夫です。
逆に言えば、それができないなら連れていくのはやめた方がいいです。
アクシデントは大抵大人が目を離したわずかな間に起こりますので、
そんなことにならないように、しっかり見ていてあげましょう。
◎周りの人に悪く思われないか?
赤ちゃんを連れていって非常識と思われないか?
迷惑ではないか?などなど、いろいろと考えてしまいますよね。
しかし、それほどの心配はいりません。よほど子供嫌いの人でない限りは、
赤ちゃんを連れて来たこと自体を非常識や迷惑など思うことはありません。
親の態度や振る舞いが悪いと、そう思われることがあるのです。
赤ちゃんを当然のように連れてきて、赤ちゃん連れだから仕方ないでしょ、
と言わんばかりに、何も手伝わずに大きな態度をとっていたりしたら、
誰でも常識を疑いますよね。
そう思われないためには、
・主催者に赤ちゃんを連れて行くことを事前に了承をとっておくこと。
・当日、参加者の皆さんへの挨拶をしっかりすること。
こうした大人として当たり前のことしっかりやりましょう。
「非常識とは思いましたが、預ける先もなかったので連れてきました。
皆さんのご迷惑にならないように、しっかりと見ているようにしますので、
一緒に参加させてください。よろしくお願いします。」
こんな感じで最初に挨拶にしておいて、後は行動です。
例えば、ママは赤ちゃんをしっかり見る。そしてパパはバーベキューの
仕事をママの分まで頑張る。こうした姿勢を見せれば大丈夫です。
周りの方も大人ですから、しっかりとした対応をとっておけばいいのです。
皆さん、赤ちゃんのことも可愛がってくれると思いますよ。
赤ちゃんはいつからバーベキューに連れていって大丈夫か?
もう一度言いますが、赤ちゃんの月齢の問題ではなく、連れて行く大人、
親の心構えや準備などのやり方次第です。
それ次第でどんな月齢の赤ちゃんでも大丈夫ですし、
逆にどんな大きな子でも周りに迷惑をかけたり、体調を崩したり、
事故やケガをしてしまうこともあります。
ですから赤ちゃんを足枷と思わずに、しっかりと準備をしてあげて、
一緒にいい思い出作りをしてきて下さいね。
バーベキューに赤ちゃんを連れていく時の持ち物は?
赤ちゃんとバーベキューに連れて行くときの、持ち物をご紹介します。
◎必需品
□帽子
□日焼け止め(赤ちゃん用のものを。)
□うちわ(あおいで涼しくしてあげましょう。)
□虫よけ(ウェットティッシュタイプがおすすめ。)
□タオル(拭くだけでなくいろいろ使えますよね。)
□パラソル、ターフ、テントなど日よけになるもの
□着替え(汗をかきますので、多めに用意しましょう。)
□保険証、母子手帳(万一の病院受診の時のために。)
必需品は、やはり日差しや暑さ、虫など、アウトドア特有のことから赤ちゃんを
守るためのグッズが中心になってきます。特に暑さ対策は万全に。
日よけについては、涼しい木陰や屋根のついた施設があれば必要ありませんが、
そうでない場合や、行ってみるまでわからない場合には、必ず用意しましょう。
タオルはいろいろな用途で使いますから、たくさん用意した方がいいです。
汗や汚れ拭き、濡らして体を拭けば涼しくできますし、保冷剤などを包んで
体を冷やす、たたんで枕や布団の代わりなどにも使えます。
◎あると便利なもの
□お気に入りのオヤツやおもちゃなど(これでないと、といったものがあれば)
□おしぼり(体を拭いて冷やすのにも使えます)
□ベビーカー用保冷シート
□アイスノン(保冷剤よりも柔らかくて使いやすい)
□授乳時用に車内の窓を隠せるカーテンなど
□日傘(移動時の日よけに)
ベビーカー用の保冷シートはいろいろな種類が発売されていますが、
抱っこ紐にも装着できるものが使い勝手がよくてオススメです。
授乳は、人目を気にして車内で行う方が多いですが、いくら車内とはいえ、
窓の外からの視線が気になるものです。そんな時、カーテンなどで目隠しが
できると落ち着けますよ。
バーベキューに赤ちゃんを連れて行く時の注意点や対策は?
赤ちゃん連れのバーベキューで注意すべき点と、対策についてご紹介します。
◎日差し、暑さ、熱中症
やはりまずは暑さへの注意ですね。
赤ちゃんは体温調節が自分でうまくできませんから、大人が調整してあげる
必要があります。しっかりと対策して、暑さから守ってあげましょう。
まずは、木陰でもパラソルでも何でもいいですから、風通しのいい日陰を
確保することが大切です。そこを赤ちゃんの過ごすスペースにします。
そして、持ち物に挙げた保冷シートやアイスノン、おしぼりやうちわなどで、
赤ちゃんが快適に過ごせるよう調整してあげる。デリケートなお肌は日焼け
止めでガード。小まめな水分補給も忘れずにしてあげてください。
◎誤食・誤飲に注意
アウトドアでも赤ちゃんによくある事故は、誤飲・誤食です。
大人が目を離した隙に起こることがほとんどですから、予防するには
よく見ていてあげることが大切です。
飲みかけのお酒の誤飲や、タバコの誤食はけっこう起こっています。
赤ちゃんの手の届く範囲には絶対に置かないようにしてください。
他にも草や砂、落ちているものなど、何でも口に入れてしまいますので、
よく注意して見ていてあげましょう。
◎アンヨが上手な子は特に注意
アンヨができる赤ちゃんは特に油断してはいけません。
ちょっとお肉を取りに行って戻ったらいなかったとか、転んでケガしたり、
最悪川に落ちちゃったりなど、想像するだけで怖いことがいっぱいです。
よちよち歩きだからといって侮ってはいけません。
自由にさせるとビックリするほど行動範囲が広かったりしますので、
油断は禁物です。
◎お寝んね中も油断しない
赤ちゃんが疲れて寝ちゃうこともあると思います。
そんな時、一人寝かしたままにして食べたりおしゃべりしたりだとか、
車内に入れて放置したりなど、絶対にしないよう注意してください。
寝ている間も、いつ起きても大丈夫なように、ずっとそばにいて様子を
見ていてあげてくださいね。
◎赤ちゃんの体調変化によく気を配ること
赤ちゃんは体調が悪くなっても自分で訴えることができませんから、
大人が気づいてあげるしかありません。
酔っぱらっていたり、バーベキューやおしゃべりに夢中になっていて、
気づいた時には取り返しのつかないことになっていた、なんてことに
ならないように、しっかり様子に注意して見ていてあげましょう。
◎他人に任せない
基本的に赤ちゃんは親が自分で見て、他人には任せないようにしましょう。
「見ていてあげるわよ」など言ってくれても、やめておいた方がいいです。
そんな時に限って何かあったりするものですし、もしそんなことがあったら
悔やみきれないばかりか、今後の人間関係にも影響が出てしまいます。
「とてもありがたいのですが、人見知りが激しいので・・・」
などと、やんわりと断るようにしましょう。
◎事前に周りに理解を求めておくべきこと
赤ちゃんのことで周囲の方に迷惑をかけてしまうかもしれませんから、
いろいろと了承をとっておくことが大切です。周りもわかっていること
ばかりですが、事前に言っておくと対応が違うものです。
・当日の子供の体調次第でドタキャンもあり得ること
赤ちゃんの体調は変わりやすいですから、当日の朝に調子が悪くなる
ことも想定し、急なキャンセルもあり得ることを話しておきます。
また、断るのが悪いからと、無理するのは絶対にやめましょう。
・子供の体調変化など何かあったら途中で帰る可能性があること
バーベキューの最中でも、赤ちゃんの様子がおかしいと感じた場合には、
赤ちゃんを第一に考えてすぐに帰るか、または病院に向かうのが一番です。
その可能性も話しておき、万一の時には無理せずすぐに行動しましょう。
・準備や手伝いなどもできる限りしかできないこと
ママは基本的に赤ちゃんを見ていること以外はする余裕がありません。
周りもわかってはいますが、当然の顔をされると良くは思いませんから、
「すみませんが・・・」と先に謝っておきましょう。
「その分、ダンナが頑張りますから」など冗談まじりで言えれば尚良し。
コミュニケーション的にもバッチリでしょう。そして旦那さんに本当に
頑張って活躍してもらえば、みんな温かく見守ってくれるでしょう。
◎いざと言う時のために
万一何かあった時のために、以下の2点を守りましょう。
・車は他の方々とは別で、家族だけで1台出す
車は他の方々と乗り合いで行くと、いざという時の行動が制限されて
しまいます。何かあった時は自分達だけで帰ったり病院に向かったり
できるように、自分達だけで車を出すようにしましょう。
・パパもお酒は我慢する
奥さんはお酒を飲まないという前提での話になりますが、
ママがトイレに行く時など、パパが赤ちゃんを見る時も必ずあります。
しかし、酔っていると任せられませんよね。
また、いざ何かあった時に運転できないのも困ります。
したがって、パパもお酒は我慢してもらいましょう。
バーベキューを前に、お酒好きのパパなら我慢はキツいと思いますが、
大切な赤ちゃんのためです。夫婦の協力は不可欠ですから、パパにも
がんばって守ってもらうようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんを連れてのバーベキューは、大人だけで行くのとは違って
荷物も増えますし、気をつけることも多いので大変に感じるかも
しれません。
しかし、やってみると意外とそうでもなかったりします。
実は筆者も息子が10ヶ月の時に会社のバーベキューに連れていった
ことがあります。真夏だったのですごく悩みましたが、先輩が7ヶ月の
赤ちゃんを連れてくると聞いて、断るに断れませんでした。
でも、この記事に書いてあることを実践した結果、何の問題もなく、
楽しい時間を過ごせました。みんな子供をかわいがってくれましたし。
唯一、お酒を我慢かるのはキツかったですが(^_^;)
息子が小学生に上がったくらいの時に、その時の写真や動画を見せて、
この時はこうだったんだよー、って話してあげたら、すごく喜んで
いましたよ。
あなたも、赤ちゃんと一緒にいい思い出を作ってきてくださいね。
コメント