ひな祭りの歌のタイトルや歌詞は?間違いがあるって本当?

ひな祭り
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ひな祭りの頃になると、
あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪
って定番の歌があちこちでかかっていますよね。

毎年聞いているはずの有名な歌ですけど、
題名とか歌詞とかどこまで知ってますか?

てきとうに「ひな祭りの歌」とかって呼んでいたり、
歌詞も最初の方しか知らなかったりって方も
多いです・・・というか筆者もそうでした^^;

ってことで、
ひな祭りの歌について調べてみましたので、
ご紹介します。

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ひな祭りの歌のタイトルは?

「あかりをつけましょ♪」のひな祭りの定番ソング、
日本人なら誰でも知ってるであろう曲ですが、
この歌の正式な題名ってご存知ですか?

これだけ有名な曲であるのにかかわらず、
私の周りで知っている人はほとんどいなかったです。

むしろ有名すぎるからこそ、
「ひな祭りの歌」で普通に通じてしまうので、
正式な曲名を忘れてしまった人が多いのかもしれませんね。

正式な題名を調べたところ、
『うれしいひなまつり』という題名でした。
(作詞:サトウハチロー 作曲:河村 光陽)

これ以上ないほどシンプルで覚えやすい名前なのに、
忘れてしまう人が多いのは不思議ですね。

ひな祭りの歌の歌詞は?

毎年必ずといっていいほど聞いていますから、
歌詞は覚えているものと思っていたんですが・・・

頭の中で歌ってみたら、
「ごーにんばやしの♪・・・」
・・・ん?この後なんだっけか???

案外覚えてないものですね^^;
ってことで歌詞も調べてみました。

1番

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ)
今日はたのしい ひな祭り

2番

お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁(よめ)にいらした 姉(ねえ)様に
よく似た官女(かんじょ)の 白い顔

3番

金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒(しろざけ) めされたか
あかいお顔の 右大臣(うだいじん)

4番

着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも 晴れ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひな祭り

実は4番まであったんですね。
全部知っている人はそんなにいないのではないでしょうか。

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ひな祭りの歌の歌詞にある間違いとは?

この「うれしいひなまつり」の歌詞の中には、
実は作詞された方の勘違いによる間違いがあるんです。

これだけ有名な曲ですから
疑うことなく正しいと信じてしまっている人も多く、
いまだに誤った認識が浸透してしまっています。

作詞をされたサトウハチローさんご本人も
この間違いのことをすごく気にしていたらしく、
この歌が大嫌いだったようですよ。

間違い1)

『おだいりさ~まと♪おひなさま~♪』

このお内裏様とおひな様って誰のことでしょう?
「お内裏様=男雛」「おひなさま=女雛」と
多くの方が思っていると思いますが、実は違うのです。

そもそも「内裏様」とは、
天皇や内裏に住む人を敬って使っていた言葉です。

したがってひな人形の場合では、
男雛(天皇)と女雛(皇后)の両方を併せた言葉として
お内裏様というのが正しいのです。

また「おひな様」とは、
お内裏様も五人囃子も他の人形も含めた、
全てのひな人形を指した言葉です。

つまり、
お内裏様は男雛単体、おひな様は女雛単体を
指している言葉ではないということです。

この歌詞の間違いから、
「お内裏様=男雛」「おひな様=女雛」という
誤解が広まってしまったんですね。

間違い2)

『あ~かいおかおの♪うだいじん~♪』

これは単純な間違いで、
顔が赤いのは右大臣ではなくて左大臣なんです。

ひな人形の配置では
向かって右の顔が赤くてヒゲを生やしているのが左大臣で、
向かって左の色白の若者のほうが右大臣です。

左右を逆に勘違いして歌詞にしてしまったんでしょうね。

まとめ

子どもの頃から毎年聞いているはずの歌でも、
けっこう知らないことがたくさんあるものですね。

今回いろいろ調べてみてそれがよくわかりました。

特に歌詞に間違いがあるなんてまったく知りませんでしたし、
思いっきりお内裏様とおひな様は最上段の2人のことだと
誤解していました。

このことをまだ知らない人はたくさんいるでしょうから、
何かの時の話題にできそうですよね。

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私は子どもに教えてあげようと思います。

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