ひな祭りは桃の節句に女の子の幸せを願う行事なので、
伝統的なメニューである行事食をいただいて
縁起を担ぎたいところですよね。
でもひな祭りの行事食って何でしたっけ?^^;
私はひなあられやお寿司を食べたっけな~
くらいの記憶しかありません。
そこでひな祭りの伝統食について
いろいろと調べてみましたのでご紹介します。
ひな祭りのお祝いの食事は?
調べてみたらやっぱり伝統的なお祝い料理がありました。
どれも桃の節句らしい色あざやかな綺麗なもので、
春の旬の食材が使われた料理やお菓子です。
それぞれの地方によっても違いがあるようですが、
一般的にはこの5つのようですね。
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・白酒
・菱餅
・ひなあられ
桃の節句のイメージ的にピッタリなものもあれば、
なんで??って不思議なものもありますよね。
伝統のものだけにいろいろな縁起物なのでしょうけど、
それぞれどんな意味があるんでしょうか?
ひな祭りの食事の由来は?
行事食のそれぞれの意味をみてみましょう。
○ちらし寿司
ちらし寿司は定番ですが、
特に何か由来などのいわれがあるものではないようです。
使われる具材に縁起のいいものが多いことと、
春の行事らしい色あざやかなものなので
定番として定着したようです。
よく使われる具材のエビは「長寿」、豆は「まめに働く」、
れんこんは「子孫繁栄」や「未来を見通す」などの
縁起をかついだ食材です。
○はまぐりの吸い物
なぜにはまぐり??
私はこれが一番不思議に感じましたが、
知って納得の理由がありました。
はまぐりなどの二枚貝は、
もともとの二枚の貝殻以外にはピタリと合うものが
他にはないんですって。
このことから仲睦まじい夫婦を表すものとして、
一人の相手と幸せな結婚生活を送れるようにという
願いが込められているんですね。
昔の人もロマンティックだったんですね^^
○白酒(しろざけ)
そういえば
「あかりをつけましょ♪ぼんぼりに~♪」の
ひなまつり定番の歌の歌詞にもでてきますよね^^
す~こし♪白酒めされたか~♪
あ~かいお顔の♪右大臣~♪
もともとは中国の桃香酒というお酒のことだったようで、
桃は気力や体力を充実させるものとして長寿の意味や、
また邪気を祓うものともされていました。
このことから
邪気を払い不老長寿を願う意味で飲まれていて、
それが江戸時代に白酒に変わっていったようです。
○菱餅(ひしもち)
地域によって使われる色に違いがあるようですが、
一般的なのはピンク、白、緑の三段重ねでしょうね。
食べ物というよりはお飾りのように色あざやかで
とても綺麗ですよね。
ピンクは桃の花の色で「魔除け」を表し、
白は雪の色で「純潔や子孫繁栄」を、
そして緑は若草で「健康や長寿」を表しているそうです。
今はゼリーなどで作られた菱餅風のお菓子や
食べられないお飾りの作り物もあったりしますが、
餅というだけにもともとはお餅です。
○ひなあられ
ひなあられもとてもカラフルで綺麗ですよね^^
でもただ綺麗なだけじゃなくて、
これにもやっぱり意味が込められていたんです。
ピンク、緑、黄、白が使われるのが一般的のようですが、
それぞれの色が四季を表していて、
その自然の力をいただいて健康で幸せに暮らせるようにとの
願いが込められているそうです。
こんなにいろいろな意味が込められていたとは、
昔の人ってすごいですよね~^^
ひな祭りの食事のその他のメニューは?
伝統食はわかりましたけど、
基本的に食事としてはちらし寿司とお吸い物だけ。
何かさみしい感じがしませんか?^^;
それだけしか食べないのか調べてみたら、
やっぱりみんないろいろと他のメニューも
足しているようです。
いくつかいいなと思ったものを挙げてみますね。
・鯛の塩焼き
・お刺身
・海老の天ぷら
・ワケギとアサリのぬた
・三色団子
・甘酒
やっぱり縁起のよさそうなものばかりですよね。
鯛は「めでたい」、海老は「長寿」、ワケギは「子孫繁栄」、
アサリは二枚貝なのではまぐりと同じ意味です。
そして食事ではないのでちょっと番外編ですが、
白酒を飲めない子どもでも同じ気分が味わえるようにと、
白い甘酒を用意するんだそうです。
甘酒はアルコールが入ってませんので、
子どもも大人気分で一緒に飲めますから喜ぶでしょうね^^
まとめ
女の子にとってひな祭りは大切な行事です。
昔ながらの伝統食でお祝いしてあげて、
今後の成長を楽しみにしてあげたいですね。
特に初めてのひな祭りを迎える赤ちゃんの初節句には、
しっかりと伝統にのっとった行事をしてあげて、
写真を残してあげるといいと思います。
自分のことを大切にしてくれているんだって伝わって、
とっても嬉しいと思いますよ^^
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