お歳暮のお返しはどうする?贈るときは?お礼状の書き方は?

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

お歳暮は普段なかなかお礼をいうことができない方にも、
お世話になった感謝の気持ちを品物に込めて贈るという、
日本人の繊細な心の伝え方をよく表した素晴らしい慣習です。

ですが、
贈る側も贈られる側もマナーや常識を理解していないと、
せっかくのお歳暮が逆に良好な人間関係にひびを入れてしまう
ようなことになりかねません。

今回はお歳暮を受け取ったときの
お返しのマナーについてお伝えします。

スポンサーリンク

お歳暮のお返しはどうする?

結論から言いますと、
基本的にはお歳暮にお返しは必要ありません

お歳暮はもともと、
江戸時代の武士の間で行われた慣習で、
日頃お世話になっている上役の方にお礼の品を
贈ったことから始まったと言われています。

現在でも意味は同じで、
本来は部下が上司に贈ったり、
商売をされている方や会社からお客様に贈ったりと、
お世話になっている感謝の気持ちを伝えるものです。

ですからお歳暮が届いたら、
お返しの品物を返すのではなく、
お礼状を出すのが本来のマナーです

とても親しい間柄であれば
電話でお礼をいうのもいいかもしれませんが、
どんな間柄でもメールでお礼を伝えるのは
あまりよく受け取られない可能性が高いですので、
避けた方がいいと思いますよ。

お歳暮のお返しを贈るときは?

お歳暮は日頃お世話になっている方へ贈るものですから、
お互い持ちつ持たれつの間柄の方からいただいた場合は、
お礼状だけでは何となく済ませられないかなと
思うこともありますよね。

その他にも、
義父母など目上の方から先にいただいてしまった場合など、
やはりお返しをしなければと思うこともあると思います。

そういった場合、
「こちらこそいつもお世話になりありがとうございます」
といった気持ちをこめて、
お歳暮をお返ししても特に問題はありません。

違った形でオススメなのは、
少し時期をずらして「寒中御見舞」(目上の方へは「寒中御伺」)
として松の内が明けてから届くようにするのもいいですよ。

スポンサーリンク

その場合は、
お歳暮を受取ったときにすぐお礼状を出し、
そのお礼状に「別途心ばかりの品をお送りします」のように
書いておくといいですね。

お歳暮のお礼状の書き方は?

便箋かハガキに書くのが一般的です。
丁寧なお礼状を送りたい相手の場合は、
便箋に書くのがいいでしょう。

いずれの場合も、
すぐにお礼の気持ちを伝えるために、
お歳暮を受取ったらすぐに出すのが常識です。

当然ですが、
プリンターで印刷するのではなく、
手書きで書きましょう。

字が下手だとしても、
出来るかぎり綺麗に書こうと頑張ってください。
一生懸命書いた文字は気持ちが伝わるものです。

文章的にはそんなに長い文を書く必要はありません。
基本的なポイントは以下の通りです。

○時候の挨拶、近況伺いの言葉
○お礼の気持ち
○家族も喜んでいる様子
○結びの挨拶、健康への気遣い

このような流れで書くのが一般的です。
自分で下手だなと思っても心を込めて書けば大丈夫ですよ。
自分の言葉で気持ちを伝えることが大切です。

まとめ

今回はお歳暮のお返しに対する一般的なマナーを
お伝えしました。

こういった慶弔の行事の常識に関しては、
地域などでも少しずつ違いがあることが多いですが、
一般的には上記の対応で問題はないと思います。

ただし注意が必要なのは、
最近は上下関係などに関係なく家族や友人間で贈ったりと、
本来の意味と違ったことも行われています。

また、お返しは必ず贈るのが常識と勘違いされている方もいますし、
そういった方へ正しくお礼状を出したとしても、
お返しをしてこない失礼な人間として
誤解されてしまうこともあるかもしれません。

そういったことが想定される場合、
本来の意味は本来の意味として理解しておきながらも、
それにとらわれずに相手に合わせて臨機応変な対応をする方が
人間関係を良好に保てる場合もあると思います。

スポンサーリンク

せっかくの日本人の素晴らしい文化ですから、
お互い気持よく行いたいものですね。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました