鏡餅の上のみかんやお飾りや食べることの意味は?

お正月
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鏡餅っていろいろなお飾りをつけますよね。
色んなお飾りそれぞれの意味をご存じですか?

単なるお飾りでなく、
昔の人たちの信仰心や繁栄を願う気持ちなどが
たくさん込められているんです。

その意味を知ると、
昔の人ってすごい!って思いますよ。

鏡餅のいろいろな意味をご紹介します。

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鏡餅の上のみかんの意味は?

鏡餅の上にはみかんのような果物が載っていますよね。

チョコンとかわいらしいですし、
オレンジ色が鮮やかでとっても綺麗ですよね。

でも、
ただかわいいから載せているんではないんです。

あのみかんのような果物は、
「橙」(だいだい)という縁起物なんです。

橙の果実は熟しても枝から落ちず数年残りますので、
一本の木に新しいものと昨年や一昨年のものなど
何代もの実が一緒になります。

このことから、
「代々」家が続いて繁栄することを表す
縁起のいいものとされている
んですね。

最近は鏡餅の大きさも小さいので、
橙の代わりにみかんやプラスチックの作り物などが
載ったものもありますね。

でも「みかん」ではなく「橙」と呼んで
縁起を担ぐといいですよ^^

鏡餅のお飾りのそれぞれの意味は?

鏡餅には橙の他にもたくさんのお飾りを飾ります。

橙と同じように、
それぞれにいろんな意味があるんですよ。

お飾りの種類は地方によって違いがありますが、
一般的なものの意味をみてみましょう。

裏白(うらじろ)

シダのような葉っぱが裏白です。
古い葉とともに新しい葉がしだいに伸びてくることから、
久しく栄えわたるという縁起をかついでいます。

また「裏も白く、心に裏が無い清廉純潔」という語呂合わせや、
葉が対になっていることから、
夫婦仲むつまじく白髪になるまで長寿を願うという意味も。

譲り葉)

新しい葉が成長してから古い葉が落ちることから、
家督を子孫に譲ることになぞえ
家系が続くことの縁起をかついでいます。

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昆布

「よろこぶ」という語呂合わせ。

また「子生」(こぶ)すなわち子供が生まれるとして、
子宝に恵まれるようにという願いの意味もあります。

「広布」(ひろめ)ともいい、
喜びが広がるという意味の縁起物です。

串柿

干し柿10個を一本の竹串に刺したもので、
柿は「嘉来」と書いて喜び来たるとする縁起物です。

また三種の神器の一つである
天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を表すともいわれます。

干し柿を両側に2個、少し間を空けて真ん中に6個刺し、
「夫婦ニコニコ仲睦まじく」という意味もあります。

素敵な語呂合わせですよね^^

四方紅(しほうべに)

鏡餅の下に敷く赤くふちどられた紙です。

「紅」でふちどることで「天地四方」を拝し災いを払い、
一年の繁栄を祈願する意味があります。

下敷きの紙にまでこんな意味が込められているとは
すごいですよね^^

鏡餅を食べることの意味は?

鏡餅にはお正月の松の内の間、
家内にお迎えした年神様が宿るとされています。

神様のより代であった鏡餅をいただくことで、
神様の力を分けていただき、
一年の無病息災を願うという意味があります。

またお餅は長く延びて切れないことから、
長寿を祈願するということもあります。

ですから鏡餅は鏡開き(1月11日)をして
しっかり残さずにいただき、
神様の御利益を授かりましょう。

まとめ

こうして鏡餅のお飾りなどの意味を調べると、
それぞれにたくさんの意味や願いが込められていて
ビックリしますね。

昔の人は神様への信仰心が深く、
神様へのお供えものには縁起物をたくさん飾って
お迎えしたかったのでしょうね。

またいろいろな植物などから生活の知恵や生き方を学び、
尊んでいたことがうかがいしれます。

語呂合わせも思わず「なるほど!」と
頷いてしまうような上手なものが多いですよね。

昔の人って本当にすごい!

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心からそう思いました^^

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