春の七草を使った七草粥。
1月7日の人日の節句にいただく行事食です。
やはり土鍋で作りたいところですが、
いまいち作り方がよくわからないって方も
いらっしゃると思います。
七草粥の基本的な作り方やコツ、
野菜の切り方、水加減などをご紹介します。
七草粥の作り方とコツは?
七草粥の材料(4~5人分)
・七草セット1
・お米2合
・水7カップ
・塩小さじ1
作り方
まずお米を研いで土鍋に入れ、
水7カップを加えてフタをして中火~強火にかけます。
煮立ったら弱火にしてコトコト40分ほど煮ます。
噴きこぼれそうになったらフタをずらしてください。
このとき、
かき混ぜると粘りが出て焦げやすくなりますので、
炊いている間はかき混ぜないのがコツです。
お粥を炊いている間に七草の準備をしましょう。
七草のそれぞれの野菜を食べやすく切り、
軽く塩を加えた湯で下茹でします。
カブや大根を先に入れ、
2~3分程度したら葉物の野菜を入れます。
葉物はほんの少しで大丈夫ですので、
葉物を入れたら10~20秒程度ですぐにザルにとり
冷ましておきましょう。
お粥を少し食べてみて固さを確認し、
お好みのちょうどよい加減になったら火を止めて
下茹でした七草と塩を加えて混ぜます。
あとは5分ほど蒸らせば完成です!
七草粥のそれぞれの野菜の切り方は?
七草粥に入れる「春の七草」とは、
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・
スズナ(カブ)・スズシロ(大根)です。
それぞれの一般的な切り方をご紹介します。
まず根菜のカブ(スズナ)と大根(スズシロ)の葉を切り、
葉っぱと根を分けます。
カブと大根は、
薄いいちょう切りか輪切りにします。
カブと大根の葉っぱと他の葉物は
1cm~1.5cmくらいに切るのが一般的です。
下茹でするときに
カブと大根は他の刃物と茹で時間が違いますので、
葉物とは別々にしておきましょう。
七草粥のおいしい水加減は?
水加減はお好みによってですが、
だいたい全粥から7分粥くらいで炊くご家庭が多いようです。
○分粥のそれぞれのお米と水の比率はこうです。
「全粥」 米:水=1:5
「7分粥」米:水=1:7
「5分粥」米:水=1:10
「3分粥」米:水=1:20
全粥の固さのイメージは、
「おじや」みたいな感じですね。
5分粥のイメージは、
サラサラのお茶漬けみたいな感じです。
上記のイメージを目安にして、
お好みの固さで炊いてみてくださいね。
ちなみに我が家では家族全員7分粥派です^^
まとめ
七草粥は
1月7日の人日の節句に無病息災を願って食べる
伝統の行事食です。
またお正月は食べ過ぎ飲み過ぎになりがちですので、
そうして疲れた胃腸をいたわる体に優しい
お食事でもあります。
ですから
塩味でシンプルに食べるのがオススメです。
ぜひ土鍋で炊いて食べてみてくださいね^^
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