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喪中に祭りの役員の時はどうする?参加する時は?寄付や祝儀は?

   

喪中にお祭りの役員になっている場合、
お役目があるけど、喪中にはお祭りに参加してはいけないとも言われます。
いったいどう対応したらいいのでしょう?

役員をお断りすべきか、それともそのままお役目を全うすべきか、
「世間体」や「自分の気持ち」、「お祭りのルール」などが入り乱れ、
とても悩ましい問題ですよね。

地域の大事なお役目ですから、うまく立ち回らないと悪く思われて、
近隣との人間関係が悪化してしまうかもしれません。

この記事では、喪中に開催されるお祭りに関して、
〇役員や実行委員である場合は参加すべきか、辞退すべきか?
〇参加する場合、神様や神社へは何かするべきか?
〇寄付やご祝儀はどうすべきか?

これらの疑問に対する対応方法を、ご紹介します。

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喪中にお祭りの役員の場合はどうする?

親族に不幸があった時に、地域のお祭りの役員や実行委員になっている場合、
喪中にはお祭りに参加してはダメと聞くので、辞退した方がいいのかな?と
思うけれど、でもお役目は断りづらいし、悩んでしまいますよね。

また、来年は忙しくなるので、喪中でも役員を今年やってしまいたいなど、
自分の気持ちや家庭の事情も加えると、さらに悩ましいところです。

○役員を辞退した場合、悪く言われるのでは?
○参加した場合、喪中での参加を非常識ととられないか?

こんなことが気になって、どちらとも決めかねてしまいますよね。
でもそもそも、なぜ昔から喪中のお祭り参加はダメと言うのでしょう?

それは、日本古来の神社の信仰である、神道で禁じられているからです。
まずは、そこから確認していきましょう。

○神道における喪中のお祭り参加に関する作法とは?

神社本庁では、親族に不幸があった場合、喪中は1年、忌中は50日祭まで、
とするのが一般的であるとし、忌中には神社への立ち入りや、神事、慶事など、
お祭りも含めた「ハレ(非日常)」の行事への参加を慎むものとしています。

これは、神道の死生観では死を穢れ(けがれ)として捉えるからであり、
穢れは「気枯れ」とも書き、故人や忌中の遺族は気が枯れている状態として、
その穢れを神前に持ち込まぬように、出入りを禁ずるということです。

また、現在のお祭りは宗教的な意味合いが薄れているものが多いため、
神事と言われてもピンときませんが、元々は神様をお祀りして感謝を捧げたり、
豊作や無病息災などを祈願する、れっきとした「ハレ」の祭礼でありました。

ですから、お祭りへの参加に関しては、50日祭(仏式は49日法要)までの
忌の期間は遠慮するのが、神道の作法とされている
のです。

したがって、役員のお役目がある場合はどうするか?ということに関しても、
忌中は役員を辞退し、参加を自粛するのが一般的な対応です。

〇神道の一般的な考えに従って行動すれば、非難されない?

上記は、神社本庁の考えに沿った、神道の公式な一般論と言えますから、
その考えに従って行動すれば、本来は非難されるいわれはありません。

がしかし、実際にはそうとも言い切れませんので、注意が必要です。

というのは、こういった喪中の行動などに関しては、地域性が強い傾向があり、
一般論とは全く異なる、各地域独特の慣例や風習があることが多い
からです。

例えばお祭りは一年間ダメだとか、半年はダメだとか、一週間過ぎれば良い、
などもありますし、また期間以外でも、これはダメ、こうするとよいなど、
その他にもいろいろな風習が各地にあります。

そうしたものの多くは、勘違いや思い込みなどから生じた誤解が元となり、
やがてその地方に風習として根付いたものですが、その地域では常識として
強い効力があって、従わない者には風当たりが強いところも多いです。

ちなみに、冒頭の「喪中にお祭り参加はダメ」と一般的に広く言われるのも、
上記の通り、本来は「忌中はダメ」なのであって、喪中と忌中を混同した
間違いが広まって、今や常識化してしまったのが事実なのです。

ですから、本来は50日祭が過ぎた忌明け後であれば、喪中でもお祭りに
参加して何ら問題ないにも関わらず、実際には非難を浴びてしまうことも
あるのです。

しかしその場合に、一般論を盾に反論してもまず理解は得られませんし、
地域の風習を尊重するのが、昔から言う「郷に入れば郷に従え」ですので、
そこは一般論にこだわらず、柔軟に対応するのが賢明と言えるでしょう。

神社本庁でも、こうした独特な慣例や風習についての見解をだしていて、
そうした慣例がある地域では、それに従うのが適切であるとしています。

以上のことから、喪中にお祭りの役員である場合の対応方法については、
お住まいの地域に独自の風習があればそれに従い、特に何もなければ、
50日祭を区切りとした一般論に従う、これが適切な対応です。

非難を浴びないための鉄則

参加するにしろ、辞退するにしろ、一つ大事な鉄則があります。
それは、自分ひとりで結論を出さないことです。

どちらの結論にしろ、そしてどれだけ地域の風習に合わせて考えたとしても、
自分本位に決めたことと誤解されかねませんし、またどこの地域にも必ず、
他人が決めたことに文句を言わずにいられない人がいるからです。

ですから、自分だけで考えて決断して周囲に結果だけ報告するのではなく、
神社の神主さんや神職の方、地域のまとめ役や相談役の方、お祭り関係者の方々
などとよく相談して、周囲も納得のうえで行動することが重要です。

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喪中にお祭りに参加する場合には何か神社に手続きは必要?

神道では、先述の通り、忌中はお祭りへの参加を慎むべきとしていますが、
やむを得ない理由がある場合には、「忌明けのお祓い」を受ければ、
忌中でもお祭りに参加して差し支えない、としています。

このお祓いは、気持ちの整理のための区切りとして、本来は50日祭に受ける
ものですが、このお祓いを受けて穢れを抜くことで、忌中でも神事や祭礼に
参加することが許される
のです。

このお祓いを受ける際には、まずは神社に連絡して、お祭りの役員なので
忌中にお祭りに参加することになった、と事情を説明し、「忌明けのお祓い」
を受けたいと申込み、予約が必要であれば予約します。

その際、それぞれの神社で段取りが異なるので、以下を確認しておきましょう。

1.どこに伺えばいいか?
忌中は境内に入れませんので、神社の敷地外でお祓いする神社が多いです。
どこで待てばいいのか、場所を確認しておきます。

2.用意するもの
たいていは特にありませんが、念のために確認しましょう。

3.服装について
この格好でなければいけないというような指定はあまりないと思いますが、
神聖な儀式ですので、例えばTシャツやジーンズ、サンダル履きなどはNG
としている神社も多いですから、確認しておきます。

4.料金(玉串料・初穂料)について
金額が決まっている神社もありますので、確認をしておきましょう。
もし「お気持ちで」と言われたら、五千円~一万円目安でいいでしょう。

玉串料や初穂料は神様へのお供え物ですので、現金むき出しで渡すのではなく、
丁重に袋に入れて納めるのが作法です。喪中なので袋は白無地のものにして、
表書きは「玉串料」、「初穂料」、又は「御祓料」とします。

お祓いを受けた後は、他のお祭り役員の方など、周囲の関係者にもそれを伝え、
お祭りに参加することへの理解を得るようにておきましょう。

喪中に祭りの寄付や祝儀はどうする?

お祭りのときには、いろいろな形で寄付やご祝儀を渡すことがありますね。

これらについては、喪中のときどう対応すべきなのでしょうか?
これもまた、対応次第で非難を受けてしまいそうな、悩ましい問題ですよね。

もちろん、お祭り自体に参加をする場合には、全ていつも通りにするべきです。
お祭りには参加しておきながら、寄付やご祝儀に関しては喪中を理由に断る、
これはちょっと通りませんし、「ケチ」と陰口を言われかねません。

問題は、上記のようにお祭りの役員や実行委員で、お役目を辞退した場合や、
喪中を理由に参加を自粛した場合です。出すべきか?逆に出すのは非常識か?
難しいところです。

上記のお祭りへの参加と同様、これも考え方は地域によってまちまちですから、
自分で決めずに、地域のまとめ役や関係者の方々に相談することが賢明です。

お金を出したくないのだと誤解されると困りますので、スタンスとしては、
出すのを前提として、いつも通りのタイミングで渡すか、忌明けを待ってから
後日渡すか、どちらにするのがよいか?という相談にした方がいいですね。

寄付とはいえ、お金というものの性質上相手に「出して下さい」と言うのは、
言う方も精神的な負担になりますので、こちらから「出す前提」で話をして、
それを言わせない配慮をしてあげるのがベターです。

もし出すべきではないということであれば、こちらからその話を出さずとも、
周りからそういう話が出てきますし、出そうとする意思があることを示せば、
最終的にどう決まっても、悪く言われることはないでしょう。

ただし、寄付やご祝儀は本来善意で出すものですが、出すのが当たり前・・・
のような風習がある地域にお住まいの場合は、相談すること自体が常識外れと
言われかねないので、注意が必要です。

親しくしている人にお祭り関係者の人などがいれば相談するのがいいですが、
そういった相手がいない場合には、相談せずに「忌明け後に持参する」ように
対応するのが一番無難
であり、非難されることも少ないでしょう。

まとめ

喪中には、深い悲しみの中でいろいろな手続きをしたりしなければならず、
それだけでも精神的・肉体的な負担が大きいのに、お祭りのことまでは
なかなか頭が回らないものです。

しかしお祭りの役員は、数年に一度の地域の大切なお役目ですので、
いくら喪中だとしても、対応を誤ると今後の近隣との人間関係に悪影響を
与えかねません。

この記事でご紹介した対応を参考に、うまく立ち回ってみてくださいね。

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 - 喪中, 年中行事